津山中央まにわ病院
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受診案内

頭痛外来

頭痛外来を開設しました。

担当医:棟田 耕二

頭痛にも軽重様々ありますが、強い頭痛はつらいものです。特に、慢性的に強い頭痛に悩まされる病気の代表である片頭痛の患者さんは、日本に約800万人いると言われており、仕事を休むことなどによる経済的損失も小さくありません。頭痛くらいで仕事を休むとは言えず、つらい思いをされている患者さんがまだまだ隠れており、病院を受診していないのです。頭痛くらいと書きましたが、片頭痛を経験したことのない人にとっては頭痛くらいなのです。片頭痛がつらいのは、その痛みはもちろんですが、今度いつ発作が来るのだろうという不安や恐怖にもあると言われています。片頭痛はながらく飲み薬による治療が行なわれてきましたが、最近発作を予防する薬剤として注射薬が使えるようになりました。トリプタンという従来の内服治療薬はある程度の効果がありますが、長期服用すると次第に片頭痛を慢性化させてしまうことがあるという副作用の面も持っています。これに対して注射薬は4週から1ヶ月に一度皮下注射をするというもので、今のところ長期使用による効果の減弱や頭痛そのものの悪化の報告はなく、患者さんの満足度も非常に高いものです。この注射薬の出現は、頭痛診療における大ホームランと言ってもよいでしょう。
慢性の頭痛でお悩みの方は、当院の頭痛外来を受診してみてください。もちろん、急に痛くなった急性の頭痛の患者さんの診療も行なっています。

診療時間

月曜日午後2時 から 午後6時
火曜日、水曜日、金曜日午前9時 から 午後1時

下記のような症状がある方は受診をおすすめします。

  • ときどきあるいは頻繁に、ズッキンズッキンと脈を打つような頭痛があるが、痛くないときは全く痛くない。
  • 頭痛のために仕事や学校を休むことがある。
  • 若いときから慢性的に頭痛がある。
  • 市販の鎮痛剤が効かないことがある。
  • 嘔気や嘔吐を伴うことがある。
  • (女性の方)生理に関連してよく頭痛がある。
  • 頭痛のときには、暗いところでじっとしていたい。
  • 左右いずれかの後頭部にビリッと電気が走るような痛みがある。